向上心を高める

オーボエ

前橋は東京など大都会でもなく、また他の地方の県庁所在地とも違う土地特性がある。言ってみれば中途半端な都市だからこそ、塾にも前橋に合った特性を持つ必要がある。まずは都心志向者向けの塾だ。前橋だと都心に通うことはできないが、大学に関しては東京の学校までが志望範囲に入るだろう。高校生相手の塾や予備校はそこを意識する必要がある。もちろん前橋から全国に出ていくこともあるだろう。しかし、塾としてのニーズは東京に向ける方が戦略は立てやすい。それは情報も多いし、東京での進学を希望するものも多いからだ。この場合は東京のブランド校に的を絞り、専用のコース、授業をたくさん用意することで、地元高校生へのアピールは十分だろう。

逆に群馬、前橋という土地に愛着を持っていて、離れたくないという層も確実にいるのも確かだ。そういう層は小学校から中学、高校、そして大学まで地元で通すのが当然のことだ。つまり最終的には地元の国立群馬大学に、という流れだ。そこにターゲットを絞ると全国的な進学情報を持つアピールよりは、地元密着のノウハウがある塾を目指すことが大切だ。うまく戦略が浸透すれば、兄弟での入学はもとより、長く続けられれば親子で塾生という家族も出てくるかもしれない。もしくは教師が生徒に出身だからと、塾を薦めることもあるだろう。地元に信頼を得てしまえば、大きな発展という意味ではある程度な規模になってしまうかもしれないが、長く続けるという意味では、安心できる戦略になると言える。